4/8 感謝の14年間
4/12 元気ファイル
4/23 個別面談
4/24 水は器
5/1 反面教師
5/8 ピア友
5/10 自然の中に
5/11 母の日
5/12 犬とエイジング
5/23 生徒さんの共通点
5/23 市役所へ
5/27 ホームコンサート
6/2 生徒に学ぶ
6/6 Pepperくん
6/9 ピアニストが語る!
2014年4月8日(火) 感謝の14年間 |
第1回から第51回までの“60歳からのホームコンサート”。
そのプログラムと写真を、一冊のファイルにまとめてみました。
初めて60歳以上の方にピアノを教えた第1回、
それから現在までの足跡をパラパラめくると、
本当に素敵な14年間だったと、改めて感じます。
写真の1人1人のお顔を拝見しながら、あることに気づきました。
それは……、良い生徒さんに出会えた幸運。
最初の頃も現在も、写っている生徒さん達、みんな素晴らしい方ばかりなのです。
至らない私を、大きな心で包んでくださって、
私の至らなさを、気づかないようさりげな〜くフォローしてくださっていた。
そんな生徒さん達の支えのおかげで、
私のモチベーションはどんどん高まり、もっと良い指導を考えたいと大学院に行き、気持ちよく指導を……。
そうだったんだぁ。。。
改めて、すべての生徒さん達に感謝したい。
本当に本当にありがとうございます。
それから、家族の理解があってこそ今までずっと続けてこれたのかも……。家族にも感謝します。
私にパワーをくださった全ての方たち、改めてありがとうございます。
もっともっと頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2014年4月12日(土) 元気ファイル |
頑張れば頑張るほど、悪い結果に……。
良かれとやったことが、かえって裏目に……。
労多く功少なく、心が折れそうになったり……色々ある。
でも、生徒さんたちの輝く笑顔を見て、
……「やっていて良かった!」と思える瞬間も。
「生徒さんのひと言」で、
……やる気が湧いてくることも。
一輪のお花や、一枚の写真を見ていて、
……パワーアップすることもある。
そんな「パワーアップする写真」「勇気がでる言葉」「元気の素」の数々を、ファイルにまとめてみました。
先日は“プログラムのファイル”を作りましたが、
今日は、ピアノの先生の心が元気になる“元気ファイル”です。
2014年4月23日(水) 個別面談 |
60歳以上のばあい、グループレッスンは良いことが沢山あります。
でも、たまには一人一人の声を伺いたいと思って、個別面談をすることに。
先月から、レッスン前後に一人ずつ、お話をしています。
個別面談というよりは、「○子の部屋」のような楽しい雰囲気です。(^-^)
皆さん、興味ぶかいお話が、次々あふれ出て……、
時間のたつのが、アッという間!
面談が終わると、一人一人への理解が深まり、
「ああ、こんなお気持ちでレッスンを受けてらしたんだぁ。
少しでも良いレッスンをしてあげたい。。。」
と、指導モチベーションが高まるのでした。
そして、生徒さん達を、前よりももっと好きになっていました♪
2014年4月24日(木) 水は器 |
母校である高校から、「会報」が送られてきたので、パラパラッ……。
○「温水プールが築45年で老朽化したので、新しく建て替え」との記事。
ふ〜ん、一年中泳いでいたあのプールも、寄る年波には……
○昭憲皇太后(明治天皇の皇后)のご崩御から百年目とのことで、
彼女が教育指針を詠んだ御歌「金剛石 水は器」も載っていました。
入学式などで歌ったのですが(現在も、中・高等科で歌うとか)、
私は、この「水は器」が好きでした。
意味をよく理解していたかは怪しいものの、
日本音階の旋律の厳かな雰囲気とともに、何となく気に入っていました。
今、改めて歌詞を見ると、60歳以上のピアノ生徒さん達そのもの!
交わる友人がいかに大切か、
仲間で互いに励まし合い、(ピアノを)学んでいく……
ピアノを学ぶシニア生徒さんたちは、まさに「水は器」の歌詞のよう!
2014年5月1日(金) 反面教師 |
イケナイッ!!
と思ったときは、もう遅かった。
「大根が小さくなったから、そろそろやめよう。」
と思いつつ、
「賢い主婦はムダをしな〜い♪ もうチョット……」
と欲を出し(ケチ根性)、さらに往復させること数回。
その「もうチョット」がいけなかった。
大根おろし器で「指」をおろして、白かった大根が紅白に……。
ピアノを弾く人にとって、指は、「単なる指」ではありません。
音を奏でる道具、ピアノ線や鍵盤と同じ楽器の一部なのだから、
大切にしなければいけません。
それなのに、ああ……
「大根5mm」と、「自分の指」と、どっちが大事なんだ?……。(;_;)
シニアの生徒さんは、私のようにドジではないので、絶対大丈夫と思いますが、
どうぞ、私を反面教師にして、指を大切にしてください。
2014年5月8日(木) ピア友 |
ピアノという共通の趣味があると、生徒さん達がすぐ仲良しになってしまいます。
先日の個別面談で、生徒さんから「ある言葉」を伺ったので、紹介したくなってしまいました。
それは……「ピア友」♪
ピアノを介した友人関係がいかに素晴らしいかは、以前も聞いていましたが、
何とも楽しい言葉ですね。
「考え方」や「価値観」「人生で大切にしたいもの」が似ていて、
「ピアノのお喋り」を一緒に楽しめるお友だち……「ピア友」♪
……ピアノがくれる“素敵な財産”かもしれません。
2014年5月10日(土) 自然の中へ |
あ〜、何年ぶりでしょう?
楽器音ではなくて、自然音に耳を傾けるのは……。
野鳥のさえずる声に耳を傾け、
小川や滝のせせらぎ音に癒されてきました。
ふだんの運動不足がたたって、かなり息があがりましたが、
頂上制覇して、良い汗を流しました。
2014年5月11日(日) 母の日 |
今年もらった、娘からのカーネーション。
ありがとう♪
2014年5月12日(月) 犬とエイジング |
生徒さんによっては気にかかるようなのですが、
庭の隅に、陶器の犬の置物が置いてあります。
(Romaから来たので、名前はロマちゃん)
ロマちゃんの大腿骨がパカッと割れた後、母も大腿骨を捻挫。
ロマちゃんの足がボロボロになったら、母も足がもつれ打撲。
ロマちゃんの顔の塗装がはげてブツブツになったら、母も顔に内出血。
……なんだか、一緒に仲良く、年老いている感じです。
2014年5月23日(金) 生徒さんの共通点 |
3月から始めた個別面談が、今月初旬に全員が終わったのですが、
あることに気づきました。
皆さんに、共通点があるのです。それは……
・まず、皆さん働き者!
野菜作りに家事に、孫の世話、親の介護、世のため人のため……。
私のような「怠け者」は、一人もいないのです!
・向上心があって、好奇心が旺盛で、様々な経験をされている。
だから、興味深いお話が次から次と……!
・勉強家だし、努力家。
「指は、一夜漬けは無理だから……」と解っていて、
着実にピアノに取り組んでいらっしゃる!
・そして、ピアノを弾いていることが、
いえ、ピアノのメンバーの中の一人としているだけで、
とても楽しいとおっしゃるのです。
……「働き者で、努力家で、向上心や好奇心を持って、人生を楽しむ。」
ああ、私も、生徒さんたちを鏡に、こんな人生を過ごせたら……
心から、そう思うのでした。
2014年5月23日(金) 市役所 |
隣の空き地の持ち主が解らないため、
除草のことで、市役所に行ってきました(二回目)。
「環境保全課」という部署の職員が、親切に説明してくださいました。
・個人情報保護から、空き地の持ち主の連絡先は教えられない。
・このような空き地の除草依頼は、市内で3000件ある。
・3000件になったので、今日、地主さんに葉書を出した。
・空き地から歩道にはみ出している木の枝に関しては、
別の部署(道路課)が担当。
等など。
この季節、草や枝はすごい勢いで伸びますが、
こういうところは、早急な対応が難しいのでしょうね。
ピアノを教えているおかげで、行政などの知識が少しだけ増え、
私も、ちょっとは成長しているなぁ……と思いました。
2014年5月27日(火) 第52回-ホームコンサート |
60歳からのホームコンサート始まって以来!のタイミングの悪さ。
ちょうど始まる時間に、近所の家の引っ越し荷物の搬入のため、
3tトラックが停まっていて、生徒さん達に影響が……。
トラックが来ると解り、あわてて生徒さん達にお電話しました。
すると皆さん、快く遠くに車を停めてきてくださったり、
その生徒さんを教室まで、車でピストン輸送してくださったり、
見えないところで、色々なお気遣いを……。
ああ、なんとお礼を言ってよいかわかりません。
本当に本当に、ありがとうございます。
皆さんの演奏と素敵な笑顔、
美味しいお菓子とお茶で楽しいおしゃべり……。
生徒さんたちのご協力のおかげで、無事に、
楽しい2時間を持つことができ、喜びと感謝でいっぱいになりました。
2014年6月2日(月) 生徒に学ぶ |
前から、いつも感じていたことがあります。
私、生徒運がいいんです!
私の教室にピアノを習いに来てくださる生徒さん達、みんな素晴らしい方なのです。
今日も、こんなお電話。
「今日の午後、ちょっと時間ができたので、
お教室の横の草刈りに行ってもいいですか〜?」
何をおっしゃるんですか!とんでもない。
その生徒さんは、70代ですよ。
もし私だったら……、午後に時間が出来ても、
ラッキー!のんびり昼寝でも〜〜と思うのが関の山。
怠け者の私とは、人間が違うんだわ。
ああ、私には勿体ないような生徒さんばかりです。
色々な事で、他の生徒さんも、みんなそうなのです。
「人間的に素晴らしい生徒さんに出会えたこと」、
……それが、シニア世代にピアノを教えて一番よかったことです。
心から、感謝。。。
2014年6月6日(金) Pepperくん |
テレビで、Pepper君という「感情理解ロボット」(ソフトバンク)を見ました。
人間の感情を読み取って、慰めの言葉をかけたり、激励したり……。
人間との「お喋り」も、なかなか気の利いたことを言っていました。楽しい。(^_^)
PEPPER君のお値段、19万8千円って……高くないような気がします。
ヒット商品になる予感!
犬の格好をしたロボットaibo君(ソニー)も、愛嬌があって人気でしたね。
癒しロボット「パロちゃん」(産総研)も、可愛いくって心がなごみます。
どのロボットも、何かを大量生産してくれるわけでもなければ、
パワフルに重労働をこなしてくれるわけでもありません。
でも、人間の「感情」へ働きかけ、「心」を楽しくしてくれる。
実は、人間にとってそんなものが、とても必要なのかもしれません。
考えてみれば、ピアノも……、
弾いたからといって、何か仕事が片づくというわけではありません。
でも、人間の心を癒したり、励ましたり、豊かにしたり……。
いつの時代でも、音楽は人間にとってきっと必要でしょう。
2014年6月9日(月) ピアニストが語る! |
ご多忙なためずっとお会いできないでいるお友達(森岡葉さん)が、
翻訳本を出されました!
世界的ピアニスト14人に、焦さん(中国人)がインタビューをしたものを、
森岡葉さんが日本語に訳した「ピアニストが語る!」です。
まだ届いたばかりなので拾い読みですが、
質問を見ただけでも興味が……。例えば、
・演奏活動や指導活動を通じて、伝統と創意のバランスをどうとるべきだとお考えですか?
・小さいころからよく練習しましたか?(ピアニストは「いいえ……」と回答。)
・演奏者はコンサートの最初から最後まで、その「気」を保つことができるのでしょうか?
音楽ジャーナリスト森岡さんのインタビューも、
いつも、「上手だなあ。。。」と関心していたのですが、
翻訳本も、とても面白そう。。。
お薦めです!